痛め付けられた羊が違和感を感じる教会
お気楽なものである。
食うに困る人の声に耳を傾けず、
着るに困る人から目を反らし、
住むに困る人から身を隠し
見向きもされない人の友にならず、
そんな者達が、教会の中で、お気楽に神を賛美する
食うに困る人の食事を食べ、
着るに困る人の服を着、
住むに困る人の宿を奪い、
見向きもされない人の友を取り込み
教会の中で神を賛美する。
気にしなくていいよと、賛美する。
手負いの羊達は、ここに居場所は無いと教会を後にする。
手負いの羊達と、その仲間のいる場所にたどり着いた時、手負いの羊はやっと眠りにつく。
手負いの羊達と、その仲間の笑顔と笑い声は、あの後にした教会の笑顔と笑い声とは違った。
力を貰える笑顔と笑い声だった。
お気楽な私は・・・
奪いながら神を賛美する者達の群れから外れて、ひとりになる。
ひとりぼっちで、あの手負いの羊のいる懐かしい場所に歩いて行く。
今日も奪いながら賛美する者達の声が聞こえてくる。
背中から、それでいいじゃないか、気にする必要などないじゃないかという声が聞こえてくる。
私は・・・
あの手負いの羊達がいる懐かしい場所に・・・
ひとりで帰る。
ランキングに参加しています(^.^)
下のバーナーをポチっとクリックして応援して頂ければ励みになります(*^^*)👇