忘れられた隣人達
今日も、誰も私の名前を呼んでくれなかったよ。
遠い昔・・・。
お母さんは、梅ちゃん梅ちゃんって・・。
１日に何度も呼んでくれた。
懐かしい懐かしい私の母の声。
「梅ちゃん、梅ちゃん」って、
１日に何度も呼んでくれた。
小さい弟や妹達は、「姉ちゃん、姉ちゃん」って・・・。
いつも私の後を追いかけて来てくれたっけ。
愛くるしい目をして「姉ちゃん、姉ちゃん」って・・・・何度も呼んでくれた。
お友達は、私のことをウッチャン、ウッチャンって・・・
ウッチャン遊びましょうって・・・。
毎日、呼んでくれた。
それから・・・
あの人は私のことを「梅さん、梅さん」って・・。
無口で不器用な人だったけれど、
照れたような顔をして、はにかみながら「梅さん」
って呼ぶ声が好きだった。
あの人に早く会いたいよ。
そして、あの人は、いつの間にか子供達と一緒に、
「お母さん、お母さん」って・・・(^.^)
子供達と、あの人が１日に何度も何度も、
「お母さん、お母さん」って・・・。
いちばん幸せな時だった。
「おばあちゃん、おばあちゃん」って・・・。
あの子達が、私を呼んでくれると、私はもう、
天国にいるように幸せで・・・。
「おばあちゃん、おばあちゃん」って・・・。
何度でも何度でも聞きたい言葉。
梅ちゃん、
姉ちゃん、
ウッチャン、
梅さん、
お母さん、
おばあちゃん、
私を呼んでくれたみんなは、どこに行ってしまったのだろう・・・。
今日も・・・・
誰も私の名前を呼んでくれなかったよ。
ランキングに参加しています(^.^)
下のバーナーをポチッとクリックして応援して頂けると励みになります(*^^*)
「へりくだる」？冗談じゃない！その聖書の訳は原語に忠実ではない。
マタイの「疲れた者、重荷を負う者は、誰でもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう・・・」
あまりにも有名な聖句である。
そして・・・その理由として、
「わたしは柔和で謙遜な者だから・・」(新共同訳)
「わたしは心優しく、へりくだっているから・・」
(新改訳) ・・・とくる。
イエス様がそうされたように、「謙遜」「へりくだり」をする事が素晴らしいと・・・・
クリスチャンは、そういう人間になる様にと教会は教える。
冗談じゃない❗
人に対して「謙遜する」？
人に対して「へりくだる」？
私は、この行為と心持ちに、とてつもない傲慢さと、根っからの上から目線を感じている。
「謙遜」「へりくだり」は、もともと自分が「上」
だという前提でしか成り立たない。
私は、人にへりくだりなど求めない。
堂々と、そのままでいて欲しい。
お互い、敬意と礼儀があるだけでよい。
相手に、へりくだりを求める人間というのは、権威主義者の人間であると私は思っている。
だからこの、「へりくだって・・・」という教会の教えには首を縦に振れなかったし、振る気もなかった。
そして・・・・
随分たって・・・
このマタイの、「謙遜」とか「へりくだっている」
と訳されているギリシャ語は、ルカのマリア賛歌の「身分の低い」(新共同訳)「卑しい」(新改訳)
と訳されている言葉と、全く同じギリシャ語なのだと教えられた。
そして、原語に忠実なのは、
「身分の低い」「卑しい」と訳されている方なのだと知った。
マリア賛歌では、ちゃんと「身分の低い」「卑しい」と訳し、マタイのイエス様の言葉は、「謙遜」
「へりくだって」・・・と訳してしまっているのである。
どんな言いわけをしても、これは意図的な私的解釈を入れた訳である。
そのまま、原語通りに訳されていない、ということに、言い逃れは出来ない。
なので、このマタイのイエス様の言葉を原語通りに忠実に訳すと・・・
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
疲れた者、重荷を負う者は、誰でもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
わたしは柔和で「身分の低い(卑しい)」ものだから・・・・
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
と・・・なるのだと、教えてもらった。
物凄く納得！である。
そうであれば、聖書の他の箇所のイエス様の言葉の聖句と、何の矛盾もなく繋がる。
何の無理もなく繋がる。
イエス様は「へりくだって」などいらっしゃらない
聖書の原語に忠実に訳された言葉を見るなら、
イエス様は「へりくだり」など教えていらっしゃらない。
「へりくだり」は傲慢さの裏返しである。
「へりくだり」の傲慢さに気が付かないかぎり、クリスチャンの上から目線は治らない。
この上から目線に気が付かないかぎり、
クリスチャンは「身分の低い(卑しい)」者達を、傷付け続けてしまう。
ひんしゅくを買うのを承知で思い切って言わせて頂く。
多くの教会の中で・・・
「へりくだり」を美徳とする様な、イエス様の教えとは正反対の事が教えられている・・と私は思う。
私は、「教会の教え」ではなく・・・
「イエス様の教え」を知りたい。
躓きながらも私は、これからも、「イエス様の教え」を求め続けていきたい。
ランキングに参加しています(^.^)
下のバーナーをポチッとクリックして応援して頂けると励みになります(*^^*)
犠牲にならないで
お願いです。
私のために犠牲にならないで下さい。
私のために泣かないで下さい。
あなたが泣くくらいなら・・・
自分が泣いた方が私はずっと楽なんです。
あなたが泣いているのが、私はいちばん辛いんです
お願いです。
私のために犠牲にならないで下さい。
あなたの、やつれた顔を見ると、
胸が押し潰されそうになるんです。
それが、私を思ってのことだなんて・・
私を捨ててくれた方が、ずっと私は楽なんです。
あなたのやつれた顔を見るのが、私はいちばん辛いんです。
お願いです。
私のために犠牲にならないで下さい。
あなたが私の為に命を差し出すだなんて・・・
私は耐えられないんです。
気が狂いそうになるんです。
私は、自分の命を差し出す方が、ずっと楽なんです
あなたには生きて欲しいんです。
あなたと私は同じです。
十字架を見上げ、有難いと思えない、あなたと私。
号泣を押し殺して無表情で涙を流す、あなたと私。
背教者と言われても、十字架に架かられるより、
その十字架から下ろしてくださいと泣くことしか出来ない、あなたと私。
あなたが幸せでなければ、私は不幸なんです。
だから・・・・
私のために犠牲にならないで下さい。
十字架を見上げながら、イエス様が幸せでありますように・・・と馬鹿なお祈りをする、あなたと私。
けれど、イエス様は、ずっとずっと泣いていらっしゃるような気が私はしています。
だから・・・
私のために犠牲にならないで下さい。
もう２度と誰かが犠牲になりませんように・・・。
そんな日が、いつの日か来ますように・・・。
御国が来ますように・・・。
ランキングに参加しています(^.^)
下のバーナーをポチッとクリックして応援して頂けると励みになります(*^^*)有難うございますm(._.)m
恩知らず
もしもし・・・
あなたは・・・
誰に頼んだのだ？
そして、誰に助けて貰ったのだ？
確か、わたしだったと思うのだが・・・。
なのに何故、あなたは違う者に礼を言うのだ？
ひょっとして・・・あなたは、わたしを、
おちょくってる？
もしもし・・・
あなたは・・・
確か、とても苦しんでいて
嘆き声高く、その瞳は涙に濡れていた。
その涙を拭ったのは誰だったか忘れたのか？
確か、わたしだったと思うのだが・・・。
なのに何故、あなたは違う者と楽しく笑っているのだ？
ひょっとして・・・あなたは、わたしを、
おちょくってる？
もしもし・・・
あなたは・・・
わたしが、あなたを助けた時、泣いて感激し、
喜んで、この恩は一生忘れないと何度も何度も、
私のところに訪ねて来てくれたのだが・・・
最近はめっきりご無沙汰だ。
あなたは、わたしを忘れないと言った事を忘れてしまったのか？
ひょっとして・・・あなたは、わたしを、
おちょくってる？
いや・・・
わたしは、恩着せがましいことを言うつもりはないのだ。
あなたが幸せなら、それでいいのだ。
ただ・・・少し寂しい・・。
それくらいの想いを持っても構わないだろう？
わたしは正直者だから、あなたが幸せなら、わたしを忘れても平気だ・・・とは言い切れないんだ。
心が狭いと言われても、ケチくさいと言われても・・・確かにケチくさいが・・・(-""-;)
それがわたしの本音なんだ。
わたしは本音しか言えないところがあるのだ。
それに・・・
忘れるだけならまだしも・・・
何故あなたは、花束を差し出したわたしに、泥水を頭から浴びせるのだ？
いくらなんでも、それはないだろう・・・。
何故あなたは恩を仇で返すのだ？
悪い冗談だろう？
悪い冗談だと言ってくれ。
いくらのわたしでも・・・
拗ねちゃうぞ・・
しかし・・・
わたしは、とことん忘れっぽくて、
あなたが又、来てくれるだけで、
泥水を浴びせられたことも、恩を仇で返された数々のこともチャラにしてしまうところがあるのだ。
わたは、あなたを愛している。
あなたも、わたしを愛してくれていた。
両思いで幸せだった。
片思いは辛く寂しい。
純情命❗のわたしを・・・
もうこれ以上おちょくらないでくれ。
愛しいわたしの、おまえ。
わたし以上に、おまえを愛してるものはいない事を
忘れないでくれ。
あなたがわたしを忘れても・・・
わたしの想いは変わらない。
ランキングに参加しています(^.^)
下のバーナーをポチッとクリックして応援して頂けたら励みになります(*^^*)
お読み頂き本当に有難うございますm(._.)m
聖書を読まなくても、その人はイエス様とともにいる
私は信じている。
あなたの大切な人が
聖書を読まなくても
聖書の言葉を知らなくても
あなたの大切な人とともに
イエス様はいらっしゃると。
私は信じている。
あなたの大切な人が
何も聞こえず
何も見えず
何も認識出来なくても
あなたの大切な人とともに
イエス様はいらっしゃると。
私は信じている。
あなたが、この世に生を受け、
半日で、この世から旅立って、
聖書の言葉も知らず、
信仰告白もなかったとしても、
あなたとともに
イエス様はいらっしゃると。
私は信じている。
私が、悲しみのあまり
「神などいるものか」と叫んでも
あなたは、私とともにいて下さると。
聖書を読まなければ救われないと言うのなら
聖書の言葉を信じないと救われないと言うのなら
神を信じなければ救われないと言うのなら
イエス様を信じなければ救われないと言うのなら
認識も判断も出来ない、一番弱き者達は、
救われないとでも言うのか。
認識も判断も出来ない、一番弱き者達は、
神を知らないとでも言うのか。
違う。
イエス様は、いつも一番弱き者達とともにいらっしゃる。
一番、弱き者達は
いつも一番ともにいて下さるイエス様を知っている
誰より、一番イエス様を知っている。
ランキングに参加しています(^.^)
下のバーナーをポチッとクリックして応援して頂けると励みになります(*^^*)
あなたの父と、あなたの母をカベード(重くせよ)
十戒の「あなたの父母を敬え」というのは、子供は親を敬いなさい・・という、それだけの意味だと、私はずっと思っていた。
この掟が、扶養されている子供に対してではなく、成人した子供達に与えられたものだという事を知ったのは、洗礼後、随分たってからだった。
知った時は、新鮮な驚きと同時に、物凄く共感し、嬉しかった記憶がある。
「敬う」は原文で「カベード」。
「カベード」は「重くせよ」という意味。
目方を重くする・・しっかり食べさせよ。というのが、この言葉の原意。
要するに、年老いた父母の面倒をみよ。という意味
・・・物凄く新鮮で、納得が出来、共感出来た。
あぁ、だから、マルコの7章でイエス様が、モーセの「父母を敬え」を例に出し、「父母を養わないで、私達は父母を扶養すべき分を、全部コルバン(神への供え物)しているから自分の父母を養わなくてもいい」という人達を戒めたんだぁ・・・と、私の中で無理なく繋がった。
皆様は、良く御存知だったと思うが、私は本当に、こんな事も知らなかった(-""-;)
私はポォ～っとしているところがあり、いまいち良く解らず聖書を読んでいたりする。
？・？・ハテナ・(?_?)・・・と思いながら読み進んでいくのだか、引っ掛かる箇所は、ずっと引っ掛かかり、消化出来ずに、気持ち悪さを引き摺っままでいたりもする。
なので、こういった丁寧な解説に出会える事は、私にとって、とても嬉しく有難い事なのである。
それはさておき・・・・
この、「私は、コルバンしているから父母の面倒はみなくても大丈夫」・・・と、いう人達が今の時代でも結構な数いる。
私は、このことに、ずっと違和感を感じていた。
扶養したくても・・・面倒をみたくても、事情があって出来ない・・と、いうのではなく、充分出来るのにしないで、教会活動を熱心にして、自分の父母が、そして兄弟姉妹がクリスチャンにならないと嘆いている人達が結構いたりする。
あなたが嘆いている間に、あなたの兄弟姉妹は、あなたの父母を「カベード」しているのである。
・・・・・・・・。
昔もそうであろうが、今の時代も、多くの人達が、生きていくのに必死である。
父母を扶養したくても、出来ずに、痛む心を抱えながら日々必死で生きている人達も多いのである。
又、必死で扶養するあまり、共倒れになりかけて泣いている人達も多いのである。
年老いた父母達は、それが分かるから、何とか子供の世話になりたくないと思うのである。
しかし、世話にならずには生きていけない自分を申し訳なく思い、老いた心を痛めておられたりするのである。
子供は年老いた親を思い、年老いた親も又、子供の事を思い・・・
それでも、どうしようもない現実にお互い心を痛め、その中で何とか幸せに生きていこうと、倒れ込みそうな心と身体を抱え生きている人達が沢山いるのである。
イエス様が、「コルバンしているから父母の面倒をみなくてよい」と平然としている人達を戒められたエピソードは、本当に納得であるし、私は心から共感出来る。まさしくアーメンである。
イエス様は、今の時代の「コルバンしているから大丈夫」・・と、いう人達をどう思われていらっしゃるのだろうか・・。
そして・・・
「カベード」をするあまり、自分が潰れそうな貴方へ私は言いたい。
先ずあなたがあなたを助けてあげる方法を考えてあげて下さい。
優しすぎるあなただから・・・
自分を追い詰めないであげて下さい。
助けを求めて下さい。
助けてくれと声をあげて下さい。
諦めず助けを求めて下さい。
「カベード」されて、心を痛めておられる年老いたお父様、お母さまへ・・・
お父様お母様は、決して厄介者などではありません
これから私達は、しんどい時はしんどい。辛い時は辛いと言います。
そして、自分を大切にして楽しく生きます。
だから、自分達のせいで、この子に負担をかけているなんて思われないで下さい。
時には、あなたに寂しい想いをさせてしまっても、自分の時間を大切にして楽しく生きていきます。
だから、本当に心配しないで下さい。
私達が、あなたを「カベード」するのは、ただあなたと一緒にいたいからです。一緒に時を過ごしたいからです。あなたの事が大好きだからです。
だから、だからどうぞ、この私達の気持ちだけは受け取ってやって下さい。
それが、私達の幸せです。
ランキングに参加しています(^.^)
下のバーナーをポチッとクリックして、応援して頂けると励みになります(*^^*)
ママ・・泣かないで・・・
ママ・・・泣かないで・・。
今日も、いじめられたんだね。
どんなひどい、いじめをされたの？
ママ・・・泣かないで・・。
ママ・・・・イエス様が怒ってらっしゃるね・・。
「弱い者いじめはしちゃいけない」って、怒ってらっしゃるね。
学校でも、そう教えられたよ。
幼稚園でも、教えられたよ。
イエス様も、そう教えられているんだね。
でも僕、教えられなくても「弱い者いじめ」は大嫌いなんだ・・・。
ねえママ・・。ママ・・・。
イエス様ってすごいね！
すごく、すごく、怒ってらっしゃるよ。
お供え物を神殿の中で売って、貧しい人をいじめてる人とか、年寄りになったお父さんやお母さんの事ほっといてお供え物してる人とか・・・。
それにママ！！お腹すいてペコペコなのに、食べさせてあげない、立派そうなイチヂクさんの木にまで怒ってらっしゃるよ。
ママ、おもしろいね。
人間だけじゃなくて、「弱い者いじめ」するなら、木にまで、イエス様はお怒りになるんだね。
でも・・・ママ・・。
イエス様は「弱い者いじめはしちゃいけない」って言われているのに、どうして、弱い者いじめをする人が、いっぱいいるの？
ママ・・教えて。
聖書の先生は、生徒を、どうしていじめるの？
生徒は、聖書の先生を、どうしていじめるの？
お父さんとお母さんは子供をどうしていじめるの？
子供は、年寄りになったお父さんとお母さんを、どうしていじめるの？
古くからいる人は、まだ新しい人を、どうしていじめるの？
強いお国は、弱いお国を、どうしていじめるの？
男の人は、女の人を、どうしていじめるの？
ねえママ・・・。
パバは、ママを・・・
どうしていじめるの？
みんなみんな、神様、神様って言いながら、どうしていじめるの？
ねえママ・・・教えて。どうしてなの？
でもママ。
イエス様は黙っていらっしゃらなかったね！
いじめられたままでいなさいって、おっしゃらなかったね。
わたしを信じて立ち上がれって！
だから・・・ママ・・。
もう泣かないで。
僕は小さいけどママを守るよ。
僕は男の子だし！
あっ。ママ笑ったね。
僕は笑ったときのママのお顔が大好きなんだ。
僕は小さくて、ママはパバより弱いけど・・・。
弱いときこそ強いって、イエス様が言われてるから・・・・・
だから、ママ。
もう泣かないで。
大丈夫だよ。
明日からは大丈夫だよ。
イエス様が守って下さるよ。
だから・・・・
もう、泣かないで。
ランキングに参加しています(^.^)
下のバーナーをポチッとクリックして応援して頂けると励みになります(*^^*)
