metanoiaxの日記

クリスチャンの立場からクリスチャンへの疑問や、やるせなさを綴っています

平気で嘘をつく人達(コメント7)

「平気で嘘をつく人達」
原題は「虚偽の人々」
もう、何年も前にベストセラーになった本である。
読まれた方も多いと思う。
私もフラッと寄った本屋さんで、タイトルに興味を惹かれ購入した。


ちょうどその時期、私は、仕事上で関わりのあった牧師家庭及び、クリスチャンホームの人達の事で、始終問題を抱え、頭を悩ましていた。


何気なく買ったこの本・・・。

読み進むうちに鳥肌がたってきた。
そして、驚きの連続だった。

何故なら・・・
その時に関わっていた牧師家庭とクリスチャンホームの人達をモデルにしているのではないかと思う位に、この書に取り上げられている人々が、同じ特質を持っていたからである。

この本は、アメリカを舞台に書かれている。
なので、私が身近に接している日本にいる二家庭をモデルに出来る筈が無いのは言わずもながではあるが・・・
全く同じと感じる程に類似していた。


少し話が逸れるが、私は今現代の、
「クリスチャン」と「クリスチャンと呼ばれている人」とは別者だと思っている。

そして、アメリカという国には、
クリスチャンと呼ばれる人は大勢いるが、
クリスチャンは少ない国だと、私の中では認識している。

「平気で嘘をつく人達」の著者であるM・スコット・ペックは、この著の中でモデルとして紹介した
人々の特性を「悪性なナルシズム」だとしている。
そして・・・
★どんな街にも住んでる、ごく普通の人★・・・と言っている。


しかし・・・
この著に書かれている人達は、日本では余り出会う事の無い、変わった人達である。
この著に書かれている人達を、
★どんな街にも住んでる、ごく普通の人・・・とするのは、クリスチャンと呼ばれている人が多いアメリカに住んでる著者ならではの認識なのだろうと強く感じた。


私の頭を悩ました、牧師家庭とクリスチャンホームの人達も、アメリカに住めば、スコット・ペックが言うところの、悪性ナルシズムという特性を持った、どんな街にも住んでる、ごく普通の人・・・なのであろう。


しかし、やはりこの日本では、滅多に出会う事の無い困った人達である。




この日本にクリスチャン人口が少ない事を嘆く、クリスチャンと呼ばれる人達は多くいるが・・・
私は、アメリカの様にクリスチャンと呼ばれる人が、この日本に多くならない事を願っている。

この日本にクリスチャンと呼ばれる人が多くなったが最後、悪性ナルシズムという特性を持った、平気で嘘をつく人達が増えてしまい、おちおち安心して暮らす事が出来なくなる。



もし・・・
もし貴方が、日本にクリスチャン人口が少ない事を嘆いておられるなら・・・
その理由の一つをご存知になりたいなら・・・
そして、自分を、又、自分達を客観的にご覧になってみたいと、針の先程でも思われるのなら・・・


「平気で嘘をつく人達」


この本を、是非とも一読される事を・・・

私はお薦め致します。



今日は、長い文になってしまいましたm(._.)m
読み辛さもあるこの文を、最後までお読み下さり有難うございましたm(._.)m


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