metanoiaxの日記

クリスチャンの立場からクリスチャンへの疑問や、やるせなさを綴っています

人の弱味につけこむクリスチャン コメント2

人は誰でも弱味を持っている。
弱味の無い人などいないのでは無いだろかと思う。

そして・・・
その弱味につけこんでくる人達というのがいる。



人の弱味につけこまない人は、絶対につけこむような事はしない。
しかし、人の弱味につけこむ人というのは、日常的に人の弱味につけこんでいる。



クリスチャンであってもなくても、そういう人達はいる。
不思議と、そういう人達は、そういう人達同士で集まっている。



人の弱味につけこむ人達というのは、実に鋭い嗅覚で、人の弱味を敏感に察知する。
そして、その弱味につけこんでくる。

弱味とは、厄介なもので、その人にとって、とても大切にしているものであることが多い。
大切にしているものだから弱味になる。


子供や伴侶や親や恋人などが大切なら、それが弱味になる。
真面目さを大切にしているなら、それが弱味になる。
誠実さを大切にしているなら、それが弱味になる。
優しさを大切にしているなら、それが弱味になる。
仕事を大切にしているなら、それが弱味になる。
信仰を大切にしているなら、それが弱味なる。
自分が大切にしていることの全てが弱味になる。


「人の弱味につけこむ人達」というのは、実に、その人が何を大切にしているか良く知っている。

つけこみ方も実に上手い。

皆様は、弱味につけこまれた事はおありだろうか?


皆様は、シャキッとなさっているので、そんなご経験は無いかも知れない・・・
私は・・・・本当にポォ~としているので、何度も弱味につけこまれた経験がある。
情けない限りである。


流石に、何度かそんな嫌な経験をして、対処法を学習させて貰った。


大切にしているものを捨てれば良いのだと学んだ。


子供や伴侶や親や恋人に危害を加えるというなら、一切を捨てて、危害を加えるというその人から離れれば良いのである。相手は一切を捨てられないだろうと思うから、脅してくるのである。
(これは比較的平和な状況においての話です。戦争などの状況においては当てはまりません)



真面目さを大切ににしている人は、真面目さを捨てれば良いのである。
相手は、貴方が真面目に対処するだろうと知っているから、無理難題を言ってつけこんでくるのである。


誠実さを大切にしているなら誠実さを捨てれば良いのである。
相手は、貴方が誠実にしか関わらないだろうと知っているから平気で厚かましい事をしてくるのである。


優しさを大切にしているなら、優しさを捨てれば良いのである。
相手は、貴方にどんな事をしても優しく対応してくれると知っているから、平気で無礼な事をしてくるのである。


仕事を大切ににしているなら、仕事を捨てれば良いのである。
相手は、貴方が仕事を捨てられないと知っているから仕事を盾に強迫してくるのである。
貴方が仕事を捨てても構わないと腹を決めた時、不思議と事態は好転する。



信仰を大切にしているなら、信仰を捨てる「ふり」
をすれば良いのである。
もしくは自分一人の事であれば命を捨てるのも有りかも知れない。
相手は、貴方が絶対に信仰を捨てることは出来無い事を知っているから強迫してくるのである。
命は捨てれないだろうと知っているから強迫してくるのである。
信仰は、いくら捨てた「ふり」をしても、しっかり貴方の内に根付いている。
信仰は、魂に根付いているから、自分が捨てない限り、誰にも捨てさせる事は出来ない。
そんな事も知らないで強迫してくるのであるから「ふり」をしておけば良いのである。
「ふり」が上手ければ、相手より貴方の方が一枚うわて、である。




真面目さも、誠実さも、優しさも、とても素敵な美徳である。

しかし、それを贈るのは、相手によりけりである。

「人の弱味につけこむ人」に、そんな素敵なものを贈っても、まさに豚に真珠である。


相手は、まともに受け取ることは出来無い。


「しめしめ上手くいった」と悪い成功体験をして、又次の獲物の処に行くだけである。

被害者が出るだけである。


私は、こんな簡単な事を知らず長い間、煮え湯を飲まされていた。
本当に情けなく思う。世間知らずのおバカさんなのである。




そして・・・

何故か、一部の教会には、「人の弱味につけこむ人達」が集まっている。

こういう教会で、何か辛い・・・
と感じる事があったなら、弱味につけこまれていないだろうか?という一歩引いた視点で教会と自分を観てみるのも有りかも知れない。


そして、自分の弱味は何なのか・・・
しっかり向き合ってみるのも悪くないのではないか・・・・と、私は思う。



ランキングに参加しています(^.^)下のバーナーをポチッとクリックして応援して頂けると励みになります(*^^*)


にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ
にほんブログ村