隣人が求めているもの
隣人の隣人になるのは生半可なことではない。
「ならなければならない」と思ってなれるものでもなければ、「なろう」と思って簡単になれるものでもない。
ならずにはいれなくて、なっているものである。
隣人と共に歩く時は、へりくだってはいけない。
隣人は貴方にへりくだたれて、酷く傷つくだろう。
「へりくだる」というのは、もともと高い所にいるということである。
隣人は、自分は、自分が低い所に置かれている現状の認識を、貴方の「へりくだり」で、もう一度思い知らされ、打ちのめされるだろう。
憐れんでもいけない。
貴方の憐れみが、隣人を傷つけるだろう。
誰も、人から憐れみを受ける存在でなんかいたくない。
隣人が望んでいるのは、へりくだられて憐れみを受けることではない。
隣人が望んでいるのは、共に共感し、共に歩み、共に闘ってくれる同志である。
へりくだりなんかいらない。
憐れみなんかいらない。
隣人は貴方と同じ尊厳をもった人間てある。
隣人は、隣人であるがゆえ、貴方の傲慢を誰より見抜いている。
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